卒業式が終わり、園の中もちょっぴりさみしく感じていましたが、
今日は、来年度入園するおともだちが、あつまりにぎやかな一日となりました。
年少児、年中児のおともだちも、今日は、いつも以上にはりきっているようにみえました。
「ジャンパーは、ここにかけるんだよ。」
「クレヨンかしてあげるね。」と、いろんなところで、声をかけている姿がみられました。
それは、自分達が、してもらってきたことだから、自然に声をかけてあげられるのだと思います。
それが、縦割りの良さです。
お世話をしてあげるのではなく、自分がされて嬉しかったことを、今度は自分がしているだけのことです。
泣いているお友だちがいても、いいのです。
お母さんと離れられなくてもいいのです。
自分達もそうだったから。
そして、少しずつなれてくると、幼稚園が楽しくなると言うことも子どもたちは知っています。
だから、自然に関われるのです。
中には、まだ声をかけることができない子もいました。
でも、目は、しっかりと新しいお友だちを追っていました。一人一人の成長をまた、感じることができました。
新入園児のおともだち、今度は、入園式で待っています!
第47回卒業式・・・39名の年長児が巣立っていきました。
卒業証書を受け取った後、保護者の方に手渡しをします。
そのとき、一人一人感謝の言葉を伝えます。
子どもたちが、自分で考えた言葉です。
「毎日送ってくれてありがとう。」
「お弁当おいしかったよ。」
「コースで、いつも待っていてくれてありがとう。
(徒歩通園の子は、降園時のコースがあります。)」
などなど。
保護者の方々も涙涙の瞬間でした。
一番多かったのは、毎日のお弁当への感謝でした。
お弁当づくりは、ちょっと・・・。と、思われる昨今。
子どもたちの一番の楽しみは、お弁当であり、お弁当を通して、親子の心と心が結ばれていたんだと実感しました。
明星の卒業式は、涙涙で終わるのではなく。お楽しみの時間もあります!
毎年年長のこどもたちが、どんな卒業式にしたいのか考えます。今年は、全園児で、ジェンカを踊りたい!!と、いうことで、満3歳児、年少、年中、年長のこどもたちみんなで、踊りました。
最後は、花道を通り、卒業生が退場し、式がおわりました。
小学校へいっても、明星で過ごした日々を忘れずに、大きく大きくなってね。
絵本読み聞かせのお母様方が中心となり、大型絵本や童歌をみせて下さいました。
わらべうたの♪あんたがたどこさでは、ボールをつかって、まりつきを見せて下さり、子どもたちも夢中になって見ていました。
PTAコーラスのお母様方も素敵な歌声を聞かせてくださいました。
ポケモンのオープニング曲、忍たま乱太郎の♪勇気100%では、会場のみんなの歌声がホールに響き渡りました。
この日は、1年の感謝の気持ちをこめて、教師の出し物もあります。
今年は、「ありとイナゴ」をやりました。
教師もドキドキでしたが、こどもたちや、保護者の方の声援をうけて、楽しみながらできました。
またひとつ素敵な思い出に残る一日になりました。
一年間一緒に過ごしてきた学年(年齢別のクラス)の仲間と、今までの集大成をみせる日です。
たくさんの保護者のかたに見守られて、いつも以上に、はりきっていた子どもたちでした。
年少さんは、「おおきなかぶ」をみんながやりたい役になって演じました。
絵本には出てこない、きりんさん・うさぎさん・レジのお姉さん・消防士さん・警察官などなど。子どもたちが出し合いながら活動を進めてきました。
自分でやりたい役、自分で決めた役だからこそ、最後まで取り組めたのです。
満3歳児のお友だちも、一緒に参加しました。
演じる役は、自分です。「○○くーん」と呼ばれると、元気に「はーい」と、返事をしてかぶを引っ張っていました。
年中さんは、楽器の演奏にチャレンジ。
いつも聞き慣れている曲にあわせて、6種類の楽器で演奏しました。
各楽器の打つリズムがちがうので、活動中は、つられて別のリズムを打ってしまうお友だちもいましたが、当日は自信をもって演奏できました。
年中さんの大好きなうた「青い空に絵を描こう」を元気いっぱい歌ってくれました。
年長さんは、ミュージックベルで、メロディーと伴奏のグループに分かれて演奏しました。
自分のベルをどこで鳴らすのか、自主練習をはじめるお友だちもみられました。
一人がベルを鳴らす場所を間違えると、そこからどんどん音がずれてしまいます。
一人一人がきもちを集中して、行う大切さを感じていました。
そしてまさに、年長さんにぴったりの歌「ともだちはいいもんだ」を熱唱してくれました。
その後は、組み体操で、扇・ブリッチ・クラス毎のピラミットが出来たときは、会場が歓声の渦でした。
それぞれの学年の姿をみていただくことで、年齢別の成長を感じてもらえたと思います。
毎年この時期に行われている給食交流。
小学校への不安をすこしでもとりのぞいて、期待をもって入学できるようにという思いから続けています。
学校についた年長さんは、ちょっぴり緊張していましたが、小学1年生の授業に参加させていただいたり、1年生のお兄さん、お姉さんと一緒に校内を探検していくなかで、笑顔もみられ楽しんでいました。
子どもたちが一番楽しみにしていたのは、やっぱり給食です!
幼稚園に戻ってきたこどもたちは、「おいしかったよ!」「お腹いっぱい~」と、感想を年中さん年少さんに教えてくれていました。